北太平洋の深海に潜むアメリカ海軍の原子力潜水艦が不審な音源を捉える。
それはもはや骨董品であるはずの大戦時の潜水艦のスクリュー音。
追跡するアメリカ潜水艦だが、あえなく振り切られる。
その報告を聞いたアメリカ大統領は補佐官に告げる。
かつて地球にやって来た地球外知的生命体、宇宙人の国ゼフィル共和国の存在を。
彼らを国際社会の表舞台へと引きずり出し、利用して地球上の敵を減らし、彼らが持つ宇宙技術を独占して、銀河への進出の足掛かりにしようと目論むアメリカ。
対するゼフィルの異星文明調査局の調査艦、キスラ・イプニルを率いるユリウス・クアモデスはそんな地球の情勢を見極めていた。
彼らの目的は地球人の銀河への進出を促す事。しかし、彼らが知る限り、過去幾多の知的生命体の文明が滅びるきっかけとなった核兵器を多数保有する地球(テラ)人類への危惧もあり、核戦争による地球文明滅亡に備えた地球文明や生態系の保全のための調査も進めていた。
ゼフィル共和国の地球への干渉によって起こるのは、対話による地球人類の銀河への進出か、それとも地球人類初の惑星間戦争か、それとも核戦争による地球人の自滅か。
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