剣豪同士の死闘と聞けば、目にも止まらぬ斬撃や、激しく火花を散らす刀を思い浮かべるかもしれません。
しかし本作で、最初に刃となるのは刀ではありません。
僅かに動いた視線。
移された重心。
研ぎ澄まされた殺気。
そして、相手の次の一手を読む意識。
ただ向かい合っているだけの二人の間に、目には見えない斬撃が幾重にも生まれていきます。
しかも、目には見えないはずの攻防が、研ぎ澄まされた描写によって、まるで眼前で繰り広げられる殺陣のように浮かび上がります。
動かない場面を、これほど濃密な死闘へ変えてしまう――。その発想と表現こそ、本作最大の醍醐味です。
剣聖・東雲幻舟と、剣鬼・藤堂宗次。
積み重ねてきた年月も、剣の在り方も異なる二人が対峙したとき、相手の技を、思惑を、そのさらに奥にあるものを先に見切るのはどちらなのか。
さあ、静寂の古刹へ。
僅かな動きが勝敗を分ける二人の死闘を、どうか最後まで見届けてください!
るろうに剣心。
実写版のほうね🎥
アレは、すばらしい。
新しい剣劇であると思う。
スキですね。
けど、アレ以来、あんなのが流行った。
ソレはキライ😑
なぜなら、ただの真似事だから。
このお作品。
スゴい😳!
一手······二手くらいなら、こんな展開はあったと思う。
にしても、スゴい。
刀による戦い。
実力が高い者同士であれば、戦いは剣を抜いたときに、ほぼ決まっている。
けれど!
この展開は、俊逸である。
スゴ〜く、スキ!!!
基本。
わたし、一撃必殺がスキ📣♬
『椿三十郎』
ラストの決闘。
『アイアンマン2』
日本庭園での、必殺技。
『座頭市』(北野版)
石灯籠を斬って、その奥の相手を斬る。
このお作品。
おんなじくらい、スキです🤗⭐✨
ぜひ、お読みくださいませ♪
江戸中期、天下泰平の世にあってなお、剣の道を極めんとする二人の達人が、山中の古刹で対峙する。
一人は「剣聖」東雲幻舟。
七十を超えた老境の剣士でありながら、その剣は神域に達し、ただ立つだけで場を支配する静かな威圧感を持つ。
もう一人は「剣鬼」藤堂宗次。
三十にも満たぬ若き天才で、常識外れの速度と精度、そして予測不能な斬撃で数々の道場を破ってきた剣士である。
これは**“斬り合い”ではなく“境地の勝負”を書く短編**として、かなり雰囲気が出ています。
派手な流血や連続技ではなく、静寂そのものを戦闘として成立させたのが良いです。
とくに、
老剣聖の完成された静
若き剣鬼の破格の動
一瞬で決する結末
敗北の中にある敬意
このあたりがきれいにまとまっていて、読後感も上品な作品です。
(私の作品と真逆な死闘。大変参考になりました。)