祖母から譲り受けた古い電子レンジが壊れた。
そんな個人的な情景から、お話は始まります。
そして日本の家電がたどった、経済効率の偏重と全体的な製品の脆弱化と陳腐化へ話は移ってゆくのです。
これって、家電製品の〝短小軽薄化〟とも揶揄された傾向です。
昔の家電製品を知る年代では
〝昔は家具の一つだった家電がいまは玩具になった〟
そう感じる人も多いと聞きます。
その要因としての長期の円安。
安価な外注の連鎖による産業の空洞化へと、作者は視線を向けます。
とはいえ、懐古主義に溺れているわけでもないのです。
一万円の対価の製品を三年で買い替える合理性も認めています。
サステナビリティと経済合理性をともに認めている。
ここが穏やか。
安心の論説なのです。
そして合間に挟むのは。
〝NASAが宇宙人から譲り受けた技術〟
〝昆虫は宇宙から来た〟
そんな胡乱な都市伝説です。
重たいレンジの話なのに、語り口は軽ろやかなのです。
時は流れ、社会の意識も変わります。
しかし、知的な進歩がさほど進まない人間全体。
ここへも作者の舌鋒は容赦しません。
〝人類はコタツ以上の器具を使うのはやめといた方が本当は良いのかもしれません〟
そんなふうに、室町時代くらいからあるコタツを引き合いに出して、笑っているようでもあります。
シニカルでいで微笑ましい。
そして知的なエッセイです。
面白いので、お勧めします。
日本製家電の来し方に思いを馳せる。
そんな時間も楽しいものですよ?
皆さん電子レンジお好きですよね?
主婦にとっては時短にもなる家事に欠かせない必須アイテム!
とってもお世話になってます♪♪♪
単身のお方にとってもすぐにあったかい食事ができる優れもの♪
ご自宅にもコンビニにもほぼ必ずあったりしませんか?
お年寄りからある程度の小さいお子様まで
使ったことはないという人はいないんじゃないでしょうか?
そんな便利アイテムですがいつからこの世にあるんでしょう?
新しいもの古いもの
中には骨董品と呼べるものまであるようで?
よ〜く考えてみると?
電子レンジから時代の流れが見えてきそうです
そして日本という国の在り方まで感じられることも
心が込められた技術開発は時の流れとともに移り変わり
人の心の在り方にも変化が起きているようです
おばあちゃんから譲り受けた電子レンジというアイテムを様々な角度で語る物語
ぜひ! 郷愁と未来に思いを馳せてみませんか!!!
レビュアーのわたしはアニメをあまり見ないので分かりませんが♪
おすすめは津田健次郎さんの声を想像するといいみたいです♪♪♪