転生したと思ったら魔法至上主義の貴族社会。
そこで突きつけられた「出力一」の烙印。
だが、彼には前世の知識と、狂気的な「推しへの愛」があった。
立体機動で空を舞い、通電ワイヤーでバリアを物理的に貫く。
格上の敵を、思考と自作兵装でハメ殺す圧倒的爽快感。
この主人公、とにかく容赦がない。
推しの未来を邪魔するなら、弟の顔面を迷わず粉砕。
経験値のためなら、魔物の村を「効率」で殲滅。
その剥き出しの執念が小気味よい。
早口オタクの情熱。
それが、絶望に沈む車椅子の令嬢を強引に救い上げていく。
運命なんて、物理法則でねじ伏せればいい――そんなちょっと合理的な暴力性に惹かれる逸品です。