世界を救った勇者アルベルトの“その後”を描くこの物語。
人の温もりにふっと笑ってしまうような優しさがある。
平和になった勇者が、まさかの「人事部に異動」から始まるなんて、
最初は肩の力が抜けるほど意外なのに、
彼が再び旅に出る理由、仲間を迎えに行くという展開がとても自然。
登場する女性たちは皆、強さと痛みを抱えた魅力的な人ばかり。
天才教授、竜族の姫騎士、雪国の女剣士……
それぞれが背負ってきたものが丁寧に描かれていて、
アルベルトと触れ合ううちに、少しずつ心の氷が溶けていきます。
ハーレムという軽やかな看板の裏側に、
救われること、立ち直ること、誰かを信じること
そんな深いテーマが静かに流れているのも、この作品の魅力だと思う。
勇者の第二の人生を、笑いと温かさ、そしてほんの少しの切なさを添えて描く、
読み終えるたびに心が軽くなるようなファンタジー。
凄い……凄い音が鳴ってる(オノマトペ)楽しい物語です。
物語の冒頭で「勇者アルベルトが70歳で亡くなった」葬式から始まり、
途中で再び現代に戻って「愛されて、モテて、モテて、死んだんだもの」と彼の安らかな死に顔などの流れは良かったです(オノマトペ凄いですが!)
本編全体が「なぜ彼がそこまで愛されるに至ったか」の証明だったと読めば、しっかり書けていると思いますし、読んでいて面白いなと感じました。
天才科学者マリの「無言で、少しだけ頬に触れる髪をかき上げた。冷たいはずのその指が、なぜか少しだけ震えていた」という描写では、鉄壁で理性があるんだけど、動揺してるんだよ!って表現できていたと思います。
また、「氷の中に閉じ込められてる心ってさ……本当は、誰かに見つけてもらいたがってる」という勇者の言葉に、すべてのヒロイン救済に通底するテーマが集約されており、私はこの一文に物語全体のテーマが込められていると感じました。
サキュバス戦での一斉突撃のダイナミックさ、ミッシェルが竜を磨く早朝の静かなシーンなどの緩急は上手に拾っていたと思います(いい意味で平坦ではない構成です)
楽しい物語をありがとうございます。
突如、勇者アルベルトが担うことになった使命ーそれは、世界各地の優秀な女性のスカウト&パーティ加入…って事でハーレムものの夢が詰まった作品です!
スカウトリストを見ているだけで難易度高そうなのと、萌えがいっぱいでワクワクします。
(以下引用)
・天才眼鏡の女教師・竜族の姫騎士・雪国の女剣士・元天界の堕天シスター・マッド錬金術師・サボり癖のあるツンデレメイド
・孤高の狼女・呪われた歌姫・セクシーくノ一・魔王の妹(!)
登場人物がすごく個性的で華やかですよね!
ちなみに自分の好みは竜族の姫様です。
勇者アルベルトはどう行動に出るのか…
そして期待のラスボスは…ぜひ作品内でご確認を。
勇者アルベルトと一緒に恋愛スキルレベルアップです!
これは世界を平和に導いた勇者の後日譚。
黒魔術師マーリンの語る勇者アルベルトの苦難と薔薇色の日々の物語である。
魔王討伐の後────勇者アルベルトは。ゼロ部隊の隊長を務めていた。
そこは世界の中立と和平を維持する組織だ。
そんな彼に、とある辞令が下る。
本部から人事部への異動。
特別な任務に就くためであった。
それは世界はおろか魔界・天界・異界まで含む広域のスカウト活動を行い、優秀な女性人材をゼロ部隊へ獲得することである。
ありていに言えばハーレムを築くことである(ある?)
任務完遂すれば、伝説の〝性なるサキュバス〟に会える。元勇者は即受けする。
世界平和に導いた勇者からゼロ部隊人事スカウト≒ハーレム構築係へ。
バラ色の未来を信じてアルベルトは進む。
というように、本作はテンポのいい、ライトなラブコメだ。
ワクワクで楽しめる物語には、きっと誰もが夢中になることとだろう。
つまり。
本作は、推薦すべき作品である。