レビュアーの私は昭和生まれで、スマフォどころかコンピュータにさえ触れない時代を生きました。なので、コスパとかタイパとか言われると、正直『そりゃぁ、カツカツでしんどいのう』と思ってしまいます。なので『パの未来』を読んでアオイに深く共感しました。考えるな、感じろですよ。
『ある朝』は、徹底的に何もかもが快適に過ごせる未来と、そのシステムがダウンしたときの人間の弱さを描いています。
でも、これは(想像ですが)70代の人が、未来でなく現代を見て思い描くことそのままなんじゃないかと思います。こんなに便利になってしまって、大丈夫なんかいのう?
作者の『答えのない問いへの解像度を高める』思索の深さが光る逸品です。お勧めします!