名前でも性別でもなく、自分が自分である理由は心の奥にこそ宿る。他者として生きてみることで、初めて自分の輪郭が見えてくる。家族でも双子でもない、ひとりの人間としての自分を選び取る物語。
全く同じ遺伝子を持つ一卵性双生児なのに男女の双子という現実ではあり得ない設定が、ここから活きてくるのが楽しみです。