『晴天なりー冬』は、冬の空気や光、肌に触れる冷たさを、静かな一人称のまなざしで丁寧にすくい上げた、詩のような掌編です ❄️🕊️
吐く息の白さや、きりりとした空気、遠くまで澄み渡る青さといった冬ならではの感覚が、説明ではなく「身体の記憶」として語られていくので、読んでいるこちらの肌まで少しひんやりしてくるようでした 🌬️👀
また、タイトルにある「晴天なり」という言葉が、気象の話にとどまらず、語り手の心の状態にも響いているのが素敵です 📡🌞
冬の空はときに灰色で、ときにまぶしいほどの青を見せるけれど、その移ろいを眺めながら、自分の中にも小さな晴れ間を見つけていく――そんな静かな前向きさが、読後にやわらかい余韻を残してくれます 🌨️💐