出会い②【トニー視点】
街で騒ぎがあったと知らせがあり、すぐさま駆け付けると、見慣れない少年…いや女の子が銃を盗賊たちへ向けていてビックリした。
とりあえず保安官事務所へ連れてきたはいいが、目が合うと睨んでくるしすこぶる機嫌が悪い。
とりあえず目の前に座ってみる。
『まず名前から教えてもらってもいいかな?
俺はトニー。この街の保安官だ。』
「…メアリー。」
『メアリー、よろしく。まあコーヒーでも飲んで話をしようよ』
温かいコーヒーを勧めるが手を付けるどころか見ようともしない。
『えっと…なんで怒ってるのか教えてもらうわけには…』
少し遠慮がちに聞いてみた。
「…あんたらが来たせいで賞金がもらえなくなる」
聞くと、この女の子は賞金稼ぎをして街を渡り歩いているらしい。
盗賊を捕まえて保安官に渡し賞金を貰うのだが、保安官自らが出向くと保安官が捕まえるから賞金がもらえないと。
『なんだそんなことか。』
少年に間違われたことなどどうてもいいんだろう。
賞金稼ぎには金の方が大切なんだな。
「なんだとは何だ!それに生活がかかってるんだよ!」
にっこり笑ってみせた。
『やるよ、賞金。』
メアリーはえらく驚いた様子。
「いいのか!?捕まえてないのに!?」
『…まあ、全額は難しいだろうけど半分くらいならなんとかするよ。お前のお陰で少しは足止めになったし、数人には逃げられたが捕まれることもできたし。』
それを聞くとホッとし笑顔を見せてくれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます