「祈りは鉄の装甲を貫かない」――。冷徹な物理法則を信奉する元軍人ヴォルフガングが、可憐な『第1聖女』に転生して祖国に反旗を翻す、ハードボイルドなミリタリーファンタジー。
本作の魅力は、美しい聖女の皮を被りながら、中身はガチの軍人という強烈なギャップです。ミニスカートの下に隠した巨大なパイルバンカーを叩き込む戦闘描写は迫力満点!また、彼女を取り巻く「共犯者」たちの偏愛ぶりと、シリアスな戦場に混じる背徳的な艶やかさが物語に独特な深みを与えています。鉄と油、そして血の匂いが漂う、一味違う異世界転生譚を求める方にぜひ読んでいただきたい一作です!