私は言葉の意味を自分なりに解釈するのが好きです。
例えば『空気』という言葉。
普通に考えれば大気ですが、その馬に漂う雰囲気を指すこともありますし、人の纏うオーラのようなものだったりもします。
この作品で言えば『善良』です。
基本的には、良い意味です。
ただ、この作品においてはマイナスの作用を及ぼす意味になっています。
周囲の『空気』の中に含まれる『善良』という圧力が、心を蝕む瞬間があることがわかります。
善良であっても『善意の押し付け』という言葉があるとおり、過剰になれば受け手にとっては負担になることがあります。
もしかしたら私もそういう行為をしているかもしれません。
そのことを意識するのはとても難しいですが、考えてもいいかもしれません。
作者様の作品には、体温があります。
それは、心の声が文にのせられているからでしょう。
私はそんな文を読むのが好きです。
好きなように生きるのは難しいですが、せめて心のままに文を紡ぐことができればいいなと、勝手ながら思いました。
力のある作品をありがとうございます。