朝のひと時を大切にする、筆者と家族たちの想いが温かく、思い遣りに満ちたエッセイです。何故大切にすべき朝の時間を「お祭り騒ぎ」で過ごすのか――それには、どのお家にも当て嵌まる、家族を大切にする気持ちが現れているのです。大切なひとを想う行為は、急須で淹れるお茶での一息によく似ていて、ゆっくりじっくり、身体と心を温めてくれる。身近なひととの繋がりと、温かさを再認識させてくれるハートフル・エッセイ💗おすすめします!
朝は笑って喧嘩をしないこと。それは命懸けの仕事を生業にするからできた決まりごと。作者さまの眼差しが温かく、ほっと一息ついて、自分の生き方にも目を配り襟を正したくなる。穏やかで優しい方なのだろうことが伝わってくる素敵なエッセイです。急須でお茶を淹れて、温まりながら読みたい。そんな素敵なエッセイはいかがですか?オススメです!
本作からとても多くのことを学ばせて頂きました(^^)一話から最後まで一気に読みたくなる面白さです!
このエッセイは、家族の何気ない会話や、日常の道具である急須を通して、「働くこと」「支えること」「命を大切にすること」を静かに描いた物語です。書き手のまなざしに導かれ、読み進めるほどに心があたたまり、気づけば自分の暮らしや、人との関わり方をそっと見つめ直したくなります。笑いは軽いものではなく、祈りであり、守りでもある。そんなメッセージが押しつけがましくなく、自然に胸に残る一編でした。
朝は笑って、喧嘩はしない。命懸けのお仕事をされているからこそできたというルールに納得と同時に、毎日となると時に難しいことも人が寄り添って生きる家族ならでは。思ったような朝にできなかった日も、家族の手と手をつなぐのは家族。作者様の語り口が人の心を温める急須のようなエッセイにございます。笑いで邪を払い、みんなみんな明日も元気で過ごせますように!
一杯のお茶。日常に当たり前に根ざしたそれが、とても尊く感じることがある。本作はそんなお茶を淹れる為の道具である急須を通して、現代社会の歪みのようなものを、ユーモラスに伝えてくれる。人生いろいろあるけどさ。まぁまぁそうそう、焦らずに。まずは一杯、お茶をいただこうよ。ほぅと一息、心を休めて、笑いあって、明日を向こう。ほら、毎日はこんなにも賑やかなのだから。
急須みたいな人が好き。それは、どんな人なのだろう。こちらのエッセイは、家庭の真ん中にある急須という存在、そしてそこからもわもわ湯気の様に立ち上る温かい世界――それは時間が立てば冷めることもあるし、器が割れることだってある。けれども、お茶を飲んでほっと息を吐く。ほっと笑って気を緩ませる。誰かを思い自分を思い、温まりをいただき、温まりを分け与え、時には熱を冷ます。またタイトルを読んだ時、少しだけ世界へ向ける温もりが変わっていく。短いながらもほっと息つくエッセイでした。