フィクション感のかなり薄い現実を、しかしきめ細やかにことばで彩っている、そういう小説にもWEBで出会えることを、知っている人はSNS等を見ていると少ない気がします。それらを求めている人がWEB小説にあまりアクセスしていないのかもしれません。そういう紙で触れる小説こそ小説だ、と思う人にも触れて欲しいと思った、現実世界の時間の流れを丁寧に丁寧に描いているドラマ的、文学的小説だと思いました。まぁ私は文学的とはなんなのかをよくわかっていないので、感覚でこのレビューを書いているのですが。
ドラマティックな冒険がなくても、この世界で皆自分の人生を、自分だけの人生を生きているし、大事にしようと思えました。うまく言えませんが、レビューとしておくりたいと思います。