30位〜26位「三体」「饒舌について 他五篇」プルタルコスetc.
30位「ズートピア」
2025年に2が公開されたものの、まだ見ていない。育休中は映画館に行くハードルが高い。
ズートピア自体は妻が見ていて、面白いよとのことで一緒に視聴。
概要は「動物たちが暮らす大都会ズートピアで繰り広げられる、ディズニーのコメディ・アドベンチャー。豪華なサハラ・スクエアのすぐ隣に、凍える寒さのツンドラ・タウンが広がるこの世界では、様々な動物が一緒に暮らしている。ここでは巨大なゾウから小さなネズミまで、だれでも何にでもなれるのだ。しかしいつでも前向きなジュディ・ホップスは、この大都会で壁にぶち当たることになる。大きくて強い動物たちに混じって、ウサギ初の警察官として認められるのはそう簡単なことではなさそうだ。自分の力を証明するため、舞い込んできたチャンスに飛びついたジュディ。口の達者な詐欺師のキツネ、ニック・ワイルドと手を組み、事件の解決に挑む!」というもの。
2016年公開の映画で、ジェンダーとか政治的正しさとかがやたら言われる前の作品だからこその素朴さがあって良かった。
その後のディズニーの政治的に配慮した作品たちは、正しいのかも知れないけれど、それが面白いかどうかはまた別の話って感じの印象になった。ちなみに、「ズートピア2」はその域を脱しているらしいので、純粋な作品として楽しみ。
さて、内容。ウサギのジュディ・ホップスとキツネのニック・ワイルドの凸凹コンビがズートピアの事件に挑んでいく内容で、王道な展開の数々だけれど、映画の端々にこだわりが見え隠れして、最後の黒幕も結構驚き、個人的にディズニー映画で一番くらい評価する映画になった。
29位「葬送のフリーレン」(アニメ)
いや、もう入れる必要もないんじゃね? と思わないでもないくらい有名作。
ただ放送時に一人で見たし、妻と一緒に育休中にも見たので、せっかくならとランキング入り。改めてアニメを一話から見て行くと、前半の大きな戦闘もない旅パートが結構良い。
第二期のティザー映像の中で「くだらない、かけがえのない冒険」という台詞が印象的に使われているけれど、本当にそういう話だよなと思う。
いろんな要素が詰め込まれた作品だし、派手な部分にばかり目が行くが、「葬送のフリーレン」という作品自体が静かで穏やかな、道に咲いた花を愛でるような作品だと思う。
28位「浦沢直樹の漫勉neo「羽海野チカ」」
僕の母は羽海野チカが本当に好きだ。
どれくらい好きかと言うと、ハチクロに関してはアニメのDVDを全部集め、グッズも買い、漫画に関してボロボロになったら新しいのに買い替えるほどだった。
そんな母の心の支え、羽海野チカが初めてテレビに出演するとなって、家族のグループLINE(父は入っていない)にて、絶対見なければと盛り上がった。
内容は予想通り素晴らしく、羽海野チカが漫画を描きながら「がんばれ」「がんばれ」と言っているシーンなんか、もうそれだけで泣けてくる。彼女は本当に漫画にすべてを注いでいるんだな、ということが伝わってきた。
ハチクロのはぐちゃんみたいな人かなと思っていたけど、遠からずな印象を持った。
ちなみに、番組内では3月のライオンの最新刊18巻の話がされていた。
この巻は母が荷物と一緒に送ってきてくれて、表紙に「貸出用」と付箋が貼られていて、それを見た妻がめっちゃ笑っていた。
18巻の内容は零VS島田戦で、島田さんの地下道のイメージはよく分かる。
あれほど中年男性の心象風景を表すギミックもそうそうないと思う。
27位「三体」(ドラマ)
Netflix版「三体」のドラマを育休中に視聴。
世界的ベストセラーSF小説の実写化ということなんだけど、原作は全三巻で良いのかな? これを全部、実写化するってなると終わりはいつなんだろう、という気持ちになる。
今回のドラマは2024年に公開されていて、続きはいつよ、と観終わった時に思う。もはや、原作に当たった方が早いのでは。って、思うくらいには面白かった。
概要としては「物語の始まりは1960年代の中国。愛する父を無残に殺されたことで人類に絶望した天体物理学者・葉文潔が、宇宙に向けて秘密裏に電波を発信――この行いが数十年後、地球規模の大災厄を招く。
そして時は現代。各国の優秀な科学者が次々と自殺するという異変が発生。さらに、ある科学者の視界だけに“数列が出現”する怪現象や、星空がキラキラと瞬く“宇宙のウインク”といった驚天動地の事態も。異星文明の存在が発見され襲来も迫る中、打破の鍵は謎のVRゲームにあると判明。装着した途端、“現実”としか思えないリアルな五感とともに不可思議な世界に誘われ、そこであるミッションを課せられる」というもの。
ややこしいSF的なギミックや展開が多いんだろうなって印象だけど、内容もまぁそんな感じ。けど、これを全部飲み込めるように丁寧にドラマは作られていて、根気はいるが、今回のドラマを観終わったら、世界的ベストセラーなのは納得という気持ちにはなれる。
26位「饒舌について 他五篇」プルタルコス
古本屋で、ふと手にとって最初のページに「敵からも利益を得るのが理知的な人間のあり方」という主張がされていて、これは読むべき本だと思って購入。
Twitterを開くと常に誰かが誰かを攻撃している。敵と友に別れて戦争みたいなことがTwitterでは起こりがちだけれど、その際に欠落している視点はこの「敵からも利益を得るのが理知的な人間」なんだと思う。
敵は叩き潰して、それで終わりって考え方は貧しくて個人的には好かないので、「敵からも利益を得る」方法を考える方が建設的なのは間違いない。
ということで、プルタルコス先生です。彼は1~2世紀、ローマ帝国時代のギリシア人歴史家で、「最後のギリシア人」と評されているんだとか。
タイトルにもなっている「饒舌について」は、この思わずあれこれ喋ってしまう人間は病気として、治療可能だと、その方法をあれこれ提案してくれる内容になっている。どの時代でも、口が軽く、言葉に責任感がない人は敬遠される。
当然と言えば当然だけど、そんな昔から問題視されていたんだなと思うと同時に、いつの時代にもいるってことは人間とはそういうものだし、社会の構造上、そういう人は出てきちゃうって話なのかも知れない。
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