間違いなく「無駄に巧い文章で最高にくだらない話」を代表する大傑作です!
「肺活量で世界を制する」というあまりにもバカバカしい世界観(笑)なのですが、登場する設定や数値が無駄なほど精密で、重厚な政治ドラマでも読んでいるかのような洗練された文章力で描かれています。
「欧州の陰謀」「日本勢の奇策」「謎の試練」と息をつかせぬ熱い展開が続き、気づけば息をするのも忘れて(肺活量だけに)物語に引き込まれていました。
そしてラストに向かってどこまでも加速していく圧倒的なスケール感とカオスな熱量! 読み終えた後の爽快感と「自分はいったい何を読まされたんだ…?」という謎の感動は唯一無二です。
未読の方はぜひ、この壮大な「文章力の無駄遣い」に巻き込まれてみてください!