キラキラSNSの蔓延る今時だからこそ、深く刺さる作品です。
子供の為を思っているようで、結局は自分の承認欲求のために子供をダシに使っているだけの親然り。
その親の期待を背負って理想に応えつつ、SNSによって形作られた虚飾まみれの時分に苦しめられる子供然り。
その一方で、SNSでは当然だからと、嘘まみれの自慢を悪びれもせず平気で行う若い世代。
何ともエゴまみれで、救いようがないものだと感じてしまいます。
ただ一つ揺ぎ無いことは、一人の少年が死を選んだということです。
その死が虚飾まみれの世界に投げかけた一撃は、実に深いもののように感じます。
少年はなぜ死んだのか。
なぜ死ななければならなかったのか。
是非本作を読んで、現代のSNSというものに対しての考えを改めていただければと思います。