これはある少年が、勇者になる前の物語。
叔父に疎まれたその少年は、叔父に手を引かれて、神殿に向かう。
叔父の力は強大で、今の少年では手も足も出ない。
唯一信用できる王族は、少年の兄だけだが、その彼も手をこまねいている。
やはり彼でも、叔父は手に負えないのだ。
ただ兄は少年に手を尽くすと、誓う。
父である王の魔の手から脱する手段を模索すると、兄は少年に約束する。
将来を嘱望された少年だったが、どうやら女神は少年の手を取る事は無かった様だ。
女神から攻撃魔法も治癒魔法も得られなかった少年は、何時しか剣を手にする事になる。
その後、彼の様にある少女も剣を手に取る事になる。
手にマメが出来るほど剣の訓練に励む二人だが、いつしか叔父は次の一手を打ってくる事になる。
少年に『魔王』を手にかける様に、命じたのだ。
これは『魔王』に少年を殺させようとする、叔父の一手。
少年の兄は、その手を潰す為、やはり手を尽くす。
やがて兄の手によって集めれられたのは、少年にとっての精鋭だった。
剣を手にしながら、少年は、決意する。
決して叔父の手のひらで踊る気はない、と。
必ず生き残って叔父の魔の手から脱するのだと、少年は今旅に出る。
と、レビューも手で纏めてみました。
その後、少年がどうなったかは「天然聖女は元勇者の呪いを解くために、魔物に狙われ続けることを選びました」を、ぜひご覧ください!