辺境伯令嬢ラヴィニアが、年下の婚約者ミハエル殿下を酔った勢いで甘やかし「喰われた」末に 、未婚の母として冒険者生活を送る子育てファンタジーである。認識阻害魔法で正体を隠しつつ、魔法を駆使して双子育児の過酷な現実に立ち向かう描写がコミカルかつリアルに描かれている。殿下の執着心や自身の恋心の自覚といった恋愛要素と、冒険者としての実力行使がテンポよく交錯する点が魅力だ。育児の苦労と喜びをファンタジー的に楽しみたい者、年下王子の執着愛や最強ヒロインの活躍を好む読者におすすめできる。