シングルタスク/マルチタスクの問答は昔からあったと思う。
昔、主にバブル期までは、それが性差によって分けられていたにちがいない。
男性はシングルタスクで仕事に集中する。女性は家事子育てetc...で常にマルチタスクが求められた。そんな価値観。
現代は男性も仕事と育児をするし、シングルファーザーも一定数いらっしゃる。そうなると男性もマルチタスクが求められる。
またそれに伴い、女性が常にマルチタスクでいなければならぬ、という価値観も瓦解している。
もっとも、今は出生率ならびに家庭を持つ若者人口も年々減っているので、家庭でマルチタスクをこなす必要がない人も多い。
だれがこうでなければならぬということはもはやなく、人それぞれの正解があっていいわけだ。
・・・PC上で複数のタブを開いてヨミとカキとその他をこなし、かつ湯の沸く音がきこえたらそそくさとコーヒーを淹れに行き・・・ああ、私はどっちタスクなんだろな、と思う瞬間。
こんな自分の生活を思わず振り返ってしまう。そんな気持ちにさせる作品です。
ぜひ一度お読みください。