恋と汗が交差する、ちょっと湿っぽい青春物語。笑えて、ちょっと切なくて、最後はじんわり。ヒロインのコンプレックスが、そのまま武器にもなり、ドラマにもなる構成が秀逸で、最後のオチまで含めて、「湿っぽい」余韻が心地いいです。
足踏みする主人公の姿が滑稽でありながらもポジティブで好き。汗の湿り気とは裏腹に非常にドライで爽やかな読後感を残す作品。