第6話 仕事をする人、しない人



もう

「奪う」

どころじゃない。


ほとんどの仕事が不要

になった。



・事務

・翻訳

・デザイン

・会計

・診断


全部

AIの方が

速くて

正確だ。


フレイとオズボーンは言う。

将来

仕事の47%が自動化される

(フレイ&オズボーン,2017『雇用の未来』)


これは

予測じゃない。


もう

始まっている。



勝ち組と負け組


世界は

2層に分かれる。


① AIを操る側

② AIに代替される側


中間は

消える。


経済学者

アセモグルは言う。

技術は

格差を拡大する

(アセモグル,2020『権力と進歩』)


技術は

平等に見えて

不平等製造機だ。



新しい支配階級


仕事は

もう

「働く人」じゃない。


所有する人のものだ。


・AIモデルの所有者

・データの所有者

・インフラの所有者


彼らが

世界を動かす。


マルクスの言う

生産手段の独占

再来した

(マルクス,1867『資本論』)



じゃあ人間は何をする?


答えは

何もしない。


働かなくても

金がもらえる。


ベーシックインカム。


経済学者

フィリップ・ヴァン・パリースは言う。

無条件給付は

自由を拡張する

(ヴァン・パリース,1995『リアル・フリーダム』)


だが

問題がある。



人間は暇に耐えられない


仕事を

失った人は

病む。


「自分の価値」が

消えるからだ。


心理学者

ヴィクトール・フランクルは言う。

人間は

意味がないと壊れる

(フランクル,1946『夜と霧』)


働かなくていい。


だが

生きる理由が

必要だ。



支配される方が楽な人たち


決めてほしい。

考えたくない。

責任を負いたくない。


だから

AIに

委ねる。


これは

堕落じゃない。


合理的選択だ。


フロムは言う。

人間は

自由から

逃げたがる

(フロム,1941『自由からの逃走』)



未来の階級


・AI所有階級

・管理される階級

・遊ぶ階級


仕事は

身分になる。



結論


AIは

仕事を

奪わない。


意味を奪う。


それに

耐えられる人と

壊れる人で

世界は

分かれる。

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