「なんだって!?」な短編集

SHOW-Time

コンテスト

 朝、僕は起きた。カーテンを開けると、日差しが差し込む。

 今日もPCを起動する。見慣れた白い画面に、いつもの4桁を打ち込む。

 眠気覚ましのコーヒーをマグカップに入れる。僕の狭い部屋に、深い香りが広がる。

「さて、今日も書きますか。」

 と気合を入れて、PCに向かう。

 僕は、コンテスト用の小説を書いているのだ。


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 昼ご飯を食べ終えて、気分転換をしようと、喫茶店に入った。

 小説は順調で、完結に向かって盛り上がっている。

 ふと窓の外を見ると、なんだか薄暗かった。まさか。

 慌てて外に出ると、ぽつ、ぽつと降り始めた。

「傘、持ってきたらよかった。」

 だが、無いものはしょうがない。僕はPCを抱きかかえて、猛ダッシュで家に帰った。


 「ビッショビショだよ・・・」

 濡れたTシャツを洗濯機にぶちこみ、新しい服に着替える。

 ちなみに、PCのデータはちゃんと無事だった。

 外に行くときは気をつけないと・・・


**************************************


「お、終わったー!!」

 ついに小説が完結した。ラストもいい感じだ。

 空はいつの間にか、すっきりと晴れていた。


**************************************


「な、ない!?」

 そんな馬鹿な。今までそんなこと、一度もなかった。

 ランキングに、僕の名前が、ない!!

 そ、そうだ! 題名で検索すれば、順位が表示されるはず・・・


[小説は見つかりませんでした]


 っ!?

 そ、それなら、マイページから順位を・・・ あ。

「投稿するの・・・ 忘れてたー!!」

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