3章 設定まとめ

【主要登場人物】


〇リオ・アーデン(主人公)

・年齢: 17歳

・配属: 補助部隊として前線で任務を続けている

・経験:

- 治らぬ傷で死ぬ敵兵が増えているという噂を聞くが、自分と関係があるとは気づいていない

- 何度か敵兵と遭遇し、混乱の中で敵兵に浅い切り傷をつける

- どの遭遇でも「大した傷ではない」と自分に言い聞かせていた

- 敵軍の特殊部隊に襲撃され、「なぜ自分が?」と混乱する

- 仮面を被った暗殺者から「お前は死神因子だ。呪詛の使い手だ。だから、殺す」と告げられる

- 「僕が切った兵士が、すべて治らぬ傷で死んでいる」という言葉に体が凍りつく

- ゼロから「何かおかしいと感じていないか?」と問われ、「何かおかしい」と感じ始める

- シルヴァからの手紙で「呪詛は触れた者を侵食する。あなたの力が呪詛とは断定できないけど、決して自分の傷に触れないで」と警告される

・心理状態:

- まだ自分の能力の真実を知らない

- 「普通の傷だったはず」と思い込んでいる

- 敵兵の死に罪悪感を抱くが、なぜ治らなかったのか理解できない

- 「何かおかしい」と感じ始めるが、真実は見えていない

- 手のひらには、常に微かな熱が宿っている。その熱が、息をするたびに強まり、リオの胸を締め付ける


〇ゼロ・ナイト

・配属: リオの先輩兵士として、前線で共に任務を続ける(第2章から継続)

・役割:

- 敵軍の襲撃からリオを守る

- リオに「何かおかしいと感じていないか?」と問いかける

- 「お前は人間だ。それで十分だ」とリオを支える

- 「戦場では、何が起こるか分からない。お前が気にしすぎだ」と慰める

- 「敵はなぜかお前を恐れている。だから、変な動きをする。しかし、それは好都合じゃないか。生き残る可能性が上がる」と励ます

- 「何でも言うが、まずは戦場で生き残ることがすべてだ。特に今は狙われている。力のことより、命を心配しろ」と助言

・行動:

- 仮面を被った暗殺者がリオを襲撃した時、リオを突き飛ばし、剣を抜いて守る

- 鎖を切り裂き、リオを引きずり出す


【敵側の登場人物】


〇ノワール・デス将軍

・所属: 敵国連合の将軍、灰檀砦の司令官

・行動:

- 治らぬ傷で死ぬ兵士が増えていることを調査

- 戦場の記録から、リオ・アーデンが共通して関わっていることに気づく

- 「過去一ヶ月で、死者は二十名を超えた。すべて治癒魔法が効かない傷で死亡。共通点は、マグノリア王国の補助部隊が関わった戦闘だ」と報告

- リオを「悪魔の使い」「呪詛の使い手」として認定

- リオを「死神因子」と命名し、暗殺計画を立てる

- マグノリア王国に警告を送るが、無視される

- 「王国は警告を無視した。ならば、我々が直接行動する。リオ・アーデンを殺す。それが、世界を救う唯一の方法だ」と決意

・判断:

- 「これは戦争の問題ではない。世界の存続に関わる問題だ。だから、警告を送る」

- 「彼を生かしておけば、戦線が崩壊する。彼を殺すか、捕らえるか。どちらかだ」


〇ラーディア

・所属: 敵国連合の医官、灰檀砦の医療班を統括

・行動:

- 治らぬ傷を「呪詛性、分類不能。魔刀ではない」と診断

- 傷口から「鎖のような結晶」を発見

- 「傷口を調べた結果、呪詛魔法の可能性が高いです。ただし、魔刀の体系には存在しない呪詛です」と報告

- 「魔刀の痕なら、炎か雷の侵食が残ります。しかし、この傷は違います。血が黒く固まり、結晶のような粉が滲み出ています。傷口からは、鎖のような結晶が発見されました。これは旧文明の呪詛体系に似ています」と分析

- 「一つ確かなのは、この呪詛は治癒魔法が一切効かないということです。触れた者も、同じように侵食される可能性があります」と警告

- 旧文明の呪詛体系の可能性を指摘


〇仮面を被った暗殺者(特殊部隊)

・所属: 敵国連合の特殊部隊

・行動:

- リオを「死神因子」として暗殺を試みる

- 鎖を武器として使い、リオを襲撃

- 「お前は死神因子だ。呪詛の使い手だ。だから、殺す」と告げる

- 「お前が切った兵士が、すべて治らぬ傷で死んでいる。お前の力は呪詛だ」と指摘

- 暗殺は失敗するが、「次は、もっと強力な手段を使う。覚悟しろ」と警告を残す


【王国側の登場人物】


〇レオナルド王

・所属: 現国王

・行動:

- 敵からの警告を「デマ」「情報戦」として無視

- 「敵はリオ・アーデンの力を恐れている。だから、デマを流して使用を止めさせようとしている。これは情報戦だ」と判断

- 「リオ・アーデンは王国の希望だ。彼の力で、戦争に勝てる。それで十分だ」と発言

- 「世界が滅びるだの、呪詛だの、そんなことは関係ない」と発言

- 使節団を追い返すよう指示


〇ヴィクトル・アイアン

・所属: 王国軍の総司令官

・行動:

- 敵の警告を「情報戦」として無視するようレオナルド王に進言

- 使節団を追い返すよう指示を出す


〇エレナ・ブライト

・所属: 王国の研究官

・行動:

- 治らぬ傷の詳細な記録を分析

- 「リオ・アーデンの力は確かに異常です。治癒魔法が効かない傷――それは、魔刀の体系には存在しません」と報告

- 「これは旧文明の魔術の可能性があります。もし本当なら、使い続けることで何かが起きるかもしれません」と警告

- しかし、レオナルド王に無視される

- 「リオ・アーデンの研究を続けろ。彼の力を最大限に引き出す方法を見つけろ」と命じられる

- 資料を握りしめ、深々と頭を下げるが、その背中は重く、疲れ果てている


〇王国軍の援軍

・所属: 王国軍

・行動:

- 敵軍の襲撃時に駆けつける

- 仮面を被った敵を包囲し、リオを守る

- 援軍の一人が剣を振り下ろし、鎖を切り裂く


【その他の登場人物】


〇敵国連合の兵士たち

・事件:

- リオに斬られた兵士たち

- 治らぬ傷で死亡

- 「痩せた少年に斬られた者は三日で死ぬ」という噂が広がる

- 「傷を治そうとした術師も、同じように手が黒ずんだ」という噂

- 「あの少年を見たら、逃げろ。さもなければ、死ぬ」という噂

- リオへの恐怖から戦列を離れる者も現れる

- 一人の兵士が「あの少年が笑っていた……目を合わせたら、胸が冷えたんだ……!あいつは、死神だ……!」と訴える


〇使節団

・所属: 敵国連合

・行動:

- ノワール・デス将軍の警告をマグノリア王国に届ける

- 白旗を掲げて国境を越える

- 警告文には「異常な呪詛魔法の使い手がいる。これは旧文明の魔術だ。使い続ければ、世界が滅びる。リオ・アーデンの使用を止めよ。さもなければ、我々は全力で彼を殺す」と記されている

- 警告は無視され、追い返される


【用語・設定】


〇治らない傷

- リオがつけた切り傷が絶対に治らない呪詛魔法

- 治癒魔法も効かない

- 時間が経っても塞がらない

- 傷口が黒ずみ、時間とともに広がる

- 結晶のような粉が滲み出る

- 傷口から「鎖のような結晶」が発見される

- 最終的に死に至る

- 過去一ヶ月で、死者は二十名を超えた


〇旧文明の呪詛体系

- エリーザが封印した呪詛の残滓

- 魔刀の体系には存在しない

- ラーディアが「旧文明の呪詛体系に似ています」と分析

- ノワール・デス将軍が「旧文明の呪詛……エリーザが封印した魔術体系か」と認識


〇死神因子

- ノワール・デス将軍がリオ・アーデンに与えた呼称

- 「悪魔の使い」「呪詛の使い手」として認定

- 暗殺計画の対象となる


〇灰檀砦

- 敵国連合の司令部

- ノワール・デス将軍が指揮を執る

- 緊急会議が開かれ、治らぬ傷の原因を調査


〇噂

- 「痩せた少年に斬られた者は三日で死ぬ」

- 「傷を治そうとした術師も、同じように手が黒ずんだ」

- 「あの少年を見たら、逃げろ。さもなければ、死ぬ」

- 噂はやがて怖れに変わり、前線全体に広がる

- 兵士たちは、痩せた少年を見ると、逃げ出すようになった

- 王国軍の上層部は、この噂を「敵の心理戦」として片付けようとしていた


【第3章の重要な出来事】


1. 連続する異常死

- 戦場で「治らない傷」で死ぬ兵士が増える

- すべてリオが切った敵兵(リオは気づいていない)

- リオは何度か敵兵と遭遇し、混乱の中で敵兵に浅い切り傷をつける

- どの遭遇でも「大した傷ではない」と自分に言い聞かせていた

- 敵軍の医療班が「呪詛魔法の可能性」を報告

- ノワール・デス将軍が「魔刀使いではない異常な力」と判断

- 過去一ヶ月で、死者は二十名を超えた


2. 敵軍の調査

- 敵軍が「治らない傷」の原因を特定しようとする

- 戦場の記録から、リオが共通して関わっていることに気づく

- 「全員、マグノリア王国の補助部隊が関わった戦闘で負傷している」

- 「名は不明ですが、報告には『痩せた少年』とあります。複数の戦場で目撃されています」

- 「第一戦場、第二戦場、第三戦場……すべての戦場で、同じ特徴を持つ少年が目撃されています。年齢は十五、六歳。痩せていて、補助部隊の制服を着ている」

- やがて一つの名前が浮かび上がる。「リオ・アーデン。マグノリア王国の補助部隊に所属する、十七歳の少年」

- リオを「悪魔の使い」「呪詛の使い手」と認定

- リオを「死神因子」と命名し、暗殺計画が立てられる


3. 主人公への襲撃

- 敵軍の特殊部隊がリオを狙う

- 仮面を被った暗殺者たちが鎖を武器として使い、リオを襲撃

- リオは「なぜ自分が?」と混乱

- 「お前は死神因子だ。呪詛の使い手だ。だから、殺す」と告げられる

- 「お前が切った兵士が、すべて治らぬ傷で死んでいる。お前の力は呪詛だ」と指摘

- ゼロ・ナイトがリオを守る

- 王国軍の援軍が駆けつけ、仮面を被った敵を包囲し、リオを守る

- 暗殺は失敗するが、「次は、もっと強力な手段を使う。覚悟しろ」と警告を残す

- リオは「何かおかしい」と感じ始める


4. 敵軍の警告

- ノワール・デス将軍がマグノリア王国に警告

- 「異常な呪詛魔法の使い手がいる。これは旧文明の魔術だ。使い続ければ、世界が滅びる。リオ・アーデンの使用を止めよ。さもなければ、我々は全力で彼を殺す」

- 使節団が白旗を掲げて国境を越える

- しかし、マグノリア王国は「敵のデマ」として無視

- レオナルド王が「世界が滅びるだの、呪詛だの、そんなことは関係ない」と発言

- 使節団は追い返される

- ノワールは「王国は警告を無視した。ならば、我々が直接行動する。リオ・アーデンを殺す。それが、世界を救う唯一の方法だ」と決意


【第3章のテーマ】


・外部からの認識、脅威の認定

・主人公はまだ自分の能力を知らないが、「何かおかしい」と感じ始める

・敵軍は主人公を「脅威」として認定し、暗殺計画を立てる

・王国は警告を無視し、主人公の力を戦争に利用することを優先

・無知と真実の間の葛藤

・噂と恐怖の拡散

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