痛み続ける美しい少年と、彼に依存する語り手。ある冬の夜、2人はある秘密を抱えます。年月を重ねる程に薄闇は息苦しくなっていく。温かいはずの食卓には厭世が満ち、2人の世界には2度と春が訪れないように錯覚しました。短編ですが、物語は過不足なく語られていて非常に満足感があります。文句なしに美しく、面白い作品でした。