第5話 赤いドレスと白いドレスへの応援コメント
最後に、真衣さんが本当に間違えていたものに気づく流れがとても良かったです。
娘を救う物語だと思っていたものが、娘の人生を母がどう見ていたのかを問い直す物語になっていて、読後に強く残りました。
赤いドレスと白いドレスの対比も綺麗で、切なさの中に静かな救いがある終わり方だったと思います。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
よく、「子を持つと自分が人として成長する」という話を聞きます。
真衣もまた、皐月と過ごした時間の中で多くのものを受け取り、最後になってそれに気付いたのだと思います。
僕自身、この物語を書きながら親子の関係について色々と考えさせられました。
またこういう作品を書いてみたいなーと思っています。
そして、最終話まで毎話コメントをいただき本当にありがとうございました。
第4話 階段の下でへの応援コメント
母の愛情が、ここまで歪んでしまうのかと苦しくなる回でした。
皐月ちゃんを守るための選択が、結果的に皐月ちゃん自身を閉じ込めてしまっているところがとても痛いです。
「これはあなたのため」という言葉が、読み進めるほど優しさではなく呪いに見えてきますね。
作者からの返信
そうですね。母の視点を通じて「娘側の苦しさ」を描いた回でした。
親の歪みを描くために、僕の思う「良い親」を真反対する事を徹底して書きました。
その結果、逆に筆が乗り、自分でもドン引きするような母親になってしまいましたね......。
「あなたのためだから」
僕は絶対にこの言葉を使わないぞと心に決めた話になりました(笑)
感想ありがとうございました。
第3話 川の中でへの応援コメント
時間を戻せば助けられるはずなのに、違う形で悲劇が起きてしまう展開が怖かったです。
真衣さんの「あなたを守るため」という気持ちが、少しずつ皐月ちゃんの自由を奪っていく感じも胸に残りました。
救いたいという愛情が、だんだん危ういものに変わっていく構成が上手いと思います。
作者からの返信
時間を戻せば良い方向へ変えられる。
よく見かける設定ですが、「本当にそうだろうか?」と逆説的に書いた作品でした。
自分だけが何度もやり直している状況は、少しずつ人の考え方を変えてしまう気がしています。
うまく表現できているだろうかと考えながら書いていたので、真衣の気持ちが愛情から執着へ傾いていく危うさを感じ取っていただけて嬉しいです。
感想ありがとうございました。
第2話 白い世界でへの応援コメント
娘を失ったあとの家の静けさがとてもつらく、まだそこに皐月ちゃんの気配だけが残っている描写が印象的でした。
真衣さんの「やり直したい」という願いが、悲しみだけでなく執着にも変わっていきそうで、不穏さがあります。
時間を戻せたことで救いが始まるのか、それとも別の苦しみが始まるのか、、、、。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
大切なものを失うような事を、幸いにも経験したことはありません。
なので、その時の本当の感情はわかりませんが、「きっと、信じたくないだろうな。時間が戻せるならやり直したいだろうな」と思いながら書いた2話でした。
この先のお話がどう進むかは別として、
愛情を持って接するほど、執着する気持ちも強くなるだろうと、個人的には思っています。
このお話から色々と感じ取っていただけて嬉しいです。
第1話 大型トラックにへの応援コメント
冒頭から、母親の後悔と絶望が一気に伝わってきて引き込まれました。
コンサート帰りの幸せな空気から、事故へ落ちていく流れがとても強く、皐月ちゃんの白いドレスやケーキの描写が余計に胸に残ります。
ここから母がどう時間をやり直していくのか、続きが気になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
皐月との何気ない幸せな時間があったからこそ、その後の事故がより重く感じられるよう意識して書いていました。
なので、ケーキや白いドレスのシーンが印象に残ったと言っていただけて嬉しいです。
こういうお話なので、1話は幸せな物語にしたいと色々詰め込んだのですが……。
その結果、僕自身も反動でダメージを受けることになった1話でした(笑)
コメントありがとうございました!
第5話 赤いドレスと白いドレスへの応援コメント
子供は自分の人生にとってかけがえのない宝物。
よく使われますが、気づくのは結構後なんですよね。
愛してるつもりが、実は自分の方が愛をもらっていたなんてもっと後に気づきます。
何気ない日常が、凄く幸せなことなんだと、後になって判ります。
この話のような、突然我が子を失うなどという出来事は絶対起きて欲しくない。
この母親が何度もやり直す気持ちも分かります。
最後、悲しい結末かと思いましたが、良かったです。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
「愛してるつもりが、実は自分の方が愛をもらっていた」という言葉は、正直、書いている時には意識していませんでした。
でも、確かにその渦中にいる時にはなかなか気づけないものかもしれませんね。
「自分がしてあげている」「されて当たり前だと思っている」
そういう感覚は、日常の中にも意外と多く潜んでいる気がします。
この作品は、実は夢で見たエピソードをきっかけに生まれました。
夢の中ではループから抜け出せない地獄のような感覚を味わったので、小説の中ではせめて幸せに向かわせたいと思いながら書きました。
楽しんでいただけて、本当に嬉しいです。
ありがとうございました。
第5話 赤いドレスと白いドレスへの応援コメント
読ませていただきました!
同じ子どもを育てる親としては、かなり心に迫るものがありました。母親の真衣さんは皐月ちゃんを何度も失うことで、本当に大切なことはなにかに気づいたんですね。自ら運命を切り開いていく姿に感動しました。素敵なお話をありがとうございました!
作者からの返信
子育て中の親御さんにとっては、かなり刺さる内容だったかもしれませんね(笑)
それでもこうして深く受け取っていただけたこと、本当にありがたく思います。
気づきというのは、誰かの人生を少しだけでも前に進めてくれるものだと思っています。
僕自身も、物語を書く中で日々多くのことを考えさせられています。
子育て、大変なことも多いと思いますが、どうかご無理なさらず。
コメントありがとうございました。
第5話 赤いドレスと白いドレスへの応援コメント
運命とは残酷なものですね……
変えるチャンスがあったとしても、決定された運命は変わらない。
それを受け入れる強さを得るのには、膨大な時間がかかる。
しかしそれに気づいて軌道修正することならできる。
人間の弱さと闇をこれでもかというほどに描いてから、一瞬で強さや光に切り替わる。
この一瞬に至るまでにどれほどの思考や覚悟がいるのか、今の私にはまるで分かりません(そこまで深い経験がないので考えることすらできないという意味です)。
とても考えさせられる作品でした。
現状に満足がいかない時、なんだかこの作品を思い出しそうです。
作者からの返信
読んでくださり、ありがとうございます。
僕も「他人のためとは何だろうか」「正しい選択とはなんだろうか」と考えながら書いた作品でした。
深く受け取っていただき、本当に励みになりました。
第5話 赤いドレスと白いドレスへの応援コメント
読み合い企画から参りました。こう、先を読ませぬ構成でグイグイ引き込まれるようにして読みました。企画名通り余韻のある、良い作品でした。素敵な読書体験をありがとうございます
作者からの返信
感想ありがとうございます。
実は、本当はもう1話エピソードがあったのですが、当時参加したコンテストの文字数制限で泣く泣く削りました。
それに合わせて全体を調整した結果、メリハリがついてジェットコースターのような展開の作品に仕上がったと思っています(笑)
企画参加もありがとうございます。
後ほど拝見させていただきます。