孤児院育ちの佐藤俊樹が後漢末期へ転生し、日本神話の権能で無双する物語だ。スサノオの武勇やオモイカネの知恵を勾玉から引き出し、現代の菓子パンや水さえも交渉に利用する。劉備ら三兄弟と「四人目」の義兄弟として契る独創的な展開が魅力だ。冷徹な合理性と仲間への慈愛を併せ持つ主人公の覇道が、蜀の滅亡という史実を塗り替えていく期待感に満ちている。三国志の歴史改変(Ifストーリー)や英雄たちとの共闘に惹かれる読者。圧倒的なチート能力と現代知識で状況を打破する爽快感を求める層におすすめできる。