第27話『【テスト配信】暇だったので1時間ぐらい【結目カナタ/ReLive0期生】』
たまたまWetubeを開くと結目カナタが配信をしていたので見てみる事にする。
『あ、あー。聞こえる?聞こえるね。おけ、じゃあやりますかー。どうも~ReLive0期生の結目カナタでーす。配信始めまーす』
【コメント】
・うおおおおおおおお!!!!
・久しぶりやなわれぇ!!!!
・生きとったんかわれぇ!!!!
・テストニキではないか!!!
・ニキきちゃああああ!!!
・明日台風でも来るのか…?
・しかも1時間もやるの!?
・いつも大体30分とかなのに…
『あー、まあ今日はたまたま時間があってね。久々にちょっと長めに配信しようかなって。と言ってもノープランだしね。いつも通りテスト配信だよ』
【コメント】
・いつもテスト配信やん
・初配信ですらテスト配信
・テストってなんだ…?
・本番の前にやるもんだろ
・テスト配信を公開するVがどこに居るんだ
・ここに居るんだなぁ…
・一応人気企業所属のVtuberさんなんですよね?しかも0期生
『いやー、まあ0期生とか言っても別に凄いわけじゃないしなぁ…。オーディションとかちゃんと頑張ってるめるちゃんとかのが偉いよ』
【コメント】
・めるちと馴れ馴れしくすんな
・めるちになんかしたら許さんぞ
・めるちとご飯とか行ったとか言ったら殺す
・ユニコーンブチギレてて草
・めるちの方が格上だぞ
・めるちの戦闘力は55万人。お前の戦闘力は12万人。
・2期生にもいずれ抜かれそうで草
・今やもう楓とうららちゃんは10万人突破したしな
・他2人も10万人目前だし
・マジでカナタ越されるやん
『こらこら、すぐ人を数字で判断しないの。本当に大事なもんって数値で測れないもんだからね。例えば…僕の魅力とか?』
【コメント】
・はいはい
・凄い凄い
・魅力…?
・配信しないことか
・コラ画像多いことか
・クソマロだらけなことか
・よく運営からネタにされるとこか
・何でお前が謝罪動画出してたんだ…?
『おいおい…酷いな皆。でもまあ、そんな事言いながら僕の配信見てる君たちは本当に物好きだよねぇ…。何で謝罪動画出してたかって?…まあ上からの指示には断れなくてですね…。ReLiveも人使いが荒いよ。社長の顔が見てみたいわ』
【コメント】
・更科社長か
・若いよね
・若いのに凄いよな
・俺と同い年なのに俺は一体…
・まだ20代後半入ったばっかりなんだもんね
・若すぎる
・そんな人が俺よりお金持ってるの!?
・結構顔カッコ良かった気がする
・シュッとしてるよね
・イケメンで高身長で金持ちとか…天は二物を与えないんじゃないの?
・【悲報】ワイ氏ボロ負け
・↑知ってたぞ
・乙
『…ふふんっ!凄いでしょ僕の社長』
【コメント】
・お前のじゃねぇよ
・所有すんな
・何でお前が得意気なんだ
・笑うな
・ふふんっ!じゃねぇよ
・かわいこぶんな
・いいからもっと配信しろ
『…手厳しいなぁ』
結目カナタの配信を見た感想としては普通だった。かなり無気力で無軌道な雑談配信。声は甘めで柔らかな印象を持たせる。何だか聞いてる内に心が溶かされていくような…そんな安心感を持たせながら一本の芯が通っているような声だった。…結目カナタ。知れば知るほど謎が深まる。いずれ俺もなんやかんやで関わることになるのだろうか。
『あ、そうそう!そろそろ2期生の歌ってみたが上がるらしいよ?しかも嬉しいことにソロでの歌ってみたが1日1本投稿された後最後に全員でのが投稿されるんだって。月曜日から金曜日までこれで頑張れるね!』
【コメント】
・うおおおおおおおお!!!!
・マジ!?
・激アツ
・ソロまであんの!?
・全員だけかと…
・2期生サービス精神旺盛過ぎるだろ!!!
・相変わらず後輩の宣伝してんな
・お前も何か歌え
『えー。歌あんまり得意じゃないんだよぉ…』
【コメント】
・とか言って上手いんだろ?
・大体高水準でこなすハイスペなのは知ってるぞ
・ステラがあの人何でもできるんだよねって言ってたぞ
・るな姉も言ってたな
・めるちも言ってた気がする
・1期生からの評価だけは高い男
『ははは…まあ機会があったらね。基本僕忙しいし…』
【コメント】
・忙しい忙しいって何してるの?
・副業?
・バイト?
・高校生だし学業だろ
・まさか女か…!?
・カナタ…まさか俺以外と付き合ったのか…!?
・BLで草
・┌(┌^o^)┐ホモォ…
・┌(┌^o^)┐
・┌(^o^≡^o^)┐
『いやー、まあ企業秘密ってやつ?』
それから数十分雑談をして配信は終わった。
明らかに結目カナタは何かを隠している。そして運営と結構近しい間柄に思える。やはり、運営側の人間なのではないかというネットで見た考察はあながち間違ってはいないのかもしれない。
そんな事を考えているとインターホンが鳴り響いた。
「彰人~!!!」
「…どうしたんだ」
この流れで良いことがあった覚えがない。どうせまたロクでもないことだろうと俺は踏んだ。
「明日暇!?」
「…一応暇ではあるが」
明日は祝日なので学校は休みだ。嬉しいはずなのだが、先程の質問のせいで凄くタイミングが悪く感じる。…一体これからどんな無理難題を吹っかけられるんだ俺は。
「じゃあ明日着いてきてくれないっ!?」
「…それはつまり一緒に出かけようという用件か?」
「そうそうっ!!!頼むよぅ~!幼馴染の可愛い可愛いはるかちゃんを助けると思ってぇ~~~~」
…自分で可愛いとか言うんじゃねぇよ。まあ、可愛いんだけどさ。だがしかしだ。これはこれ。それはそれ。ひとまず、確かにしとかないといけないことが一つある。それは確かだ。
「一体どこに俺を連れ回そうとしてるんだよ」
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引きこもりの幼馴染に会いにいくとVTuberになってました〜君と再びここから始める物語〜 蒼空豆 @soramame727
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