高校で再開したら根暗になってた幼馴染がよく見たらかっこよくて、それで私惚れちゃったんだけどそしたら…
ちゅうりん法師
第1話 クラスの根暗が幼馴染だと判明した
高校生活が始まって2週間が経とうとしている。そんな時に私、
10年以上会うこともなくフルネ-ムすら忘れていた明が幼馴染だと知ったきっかけは、当時私、明と一緒に遊び、その後も小学校、中学校、高校と一緒のもう一人の幼馴染、
教えてもらったのは放課後、互いにたまたまいつも一緒に帰っている人がいなかったがゆえに成り行きで二人最寄り駅まで帰ったわけだがその時に佑太が言った。
「郡山明いるでしょ。あいつさ、小学校入る前一緒に遊んでたあきらだよ。」
私はその時どんな顔をしたかはわからない。まあ驚きはともかくとしてほかにも何か感情が、例えるなら家系ラーメンのスープのように混ざり合っていたように思う。
「えー、あの若干髪伸ばしてて眼鏡してるのあきらなの、だとしたらびっくり。だってあの時のあきらってめちゃくちゃアクティブだったし、ガキ大将っていうか。」
そんなコメントに佑太は付け加える。
「まあ喧嘩みたいなの強かったしな。それで一昨日くらい話したんだけど、あいつ中学生の頃やんちゃしてたらしくてさ、でも足洗ったらしいよ。まあ今どきのノリのわからなさと趣味が影響して根暗になったって本人は言ってた。」
「ふーん、彼の趣味ってなんなの?」
ノリがわからなくて陰キャになってしまうのはあると思うけど陰キャになる趣味ってどういうことなんだろ。
「確か結局聞けなかったんだよね。自己紹介の時も趣味の話なかったし。」
そうかー。脳内で自己紹介の様子をもう一度再生してみる。
並みの男子より高い身長、長い前髪と特徴もない眼鏡で表情どころかこちらからは彼の目がほとんど見えない状態の郡山が教壇の前でどことなくか細い声で話す。
「郡山明です。こんななりですけど、話しかけたかったら好きに話しかけてきていいです。えっと、以上です。」
確かに趣味の話してねえわっていうかその雰囲気で話しかけろってマジで言ってんのかって心の中で突っ込んだ気がする。
「ぶっちゃけ話しかけるのも勇気いるけど、まあ明日あたり話しかけてもいいかな。っていうかあっち私のこと気づいてるの?」
今のあきらが私を誰だかわかっていないで話しかけてしまったら正直気まずい。大きな問題なので聞いたが、
「いや、ちゃんとわかってたぞ。というか向こうから君のことけいだよねって聞いてきたし。まあでも100パーあってる自信がなかったから今まで話しかけてなかったみたいだけどね。」
そのような話をしていると、家の最寄りに着いたので電車を降りる。歩き始めてからは話題は変わって流行りなど他愛のない話に移り、しばらく歩くと私の住むマンションの前に着いたので佑太に「また明日」と告げて別れた。
リビングに入ると、そこでは一つ上の姉、
姉妹仲は比較対象がいないので良し悪しがわからないが、衝突がないわけではないのでいいとは言えないだろう。姉にはその散らかった制服を何とかしてほしいが、スマホをいじり始めたら不動と化すので無策ではいけない。
「今日久しぶりに佑太と帰ったよ。」
その瞬間姉が音もなく至近距離ににじり寄る。そして一言、
「私のことどう思ってるか聞いてくれた?」
やべ、忘れてた。
「聞いてないわ、ごめん。」
女子高生の出す声とは思えない嘆き声を出して崩れ落ちる姉。
そう、この人実に4年間も佑太に片想いしている。最初は姉が中1に佑太が小6、当時は姉も自信があったのか告白する気満々だったがさすがに中学生が小学生に手を出すのは罪深いとか何とか言って佑太が中1まで待ったのだ。しかし中学制服を着た佑太を見て、姉は一言「尊くて死んじゃう、直視できない」と言い残して爆速で逃げて行った。
その後メッセージで佑太に「芽のことどう思ってる?」と聞いたが「スタイルがよくてエロいと思う」と返ってきたので次の日の朝学校に行く前にぼこしておいた。まあ確かにオタクをこじらせた根暗みたいな性格を除けば中1女子とは思えない160㎝を超える身長と大人顔負けのでかい胸とかむかつくけどすげえと認めざるを得ない。いやでもさ、仮にも友達の姉にえ、えろっテメエぶっ飛ばす。ちなみにこのメッセを姉に見せたらスクショを要求された。そのあとよくアンアン言ってたからおかずにでもしてたのかもしれない、何ともきもい姉である。
次話は1月15日12時(第一話公開の1時間後)に公開します
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