ビニール傘というものは、登場した際は非常に革命的だったと聞きます。
というのも、それまでの傘と言えば布製の傘が主流だったわけですね。
そんな中生まれたビニール傘、実は日本が発祥の地だったりします。
また、開発された当初も乳白色をしており、現在のように透明なものではなかったそうです。
そして、現代のように広く認知されるまでには紆余曲折あったようです。
さて、そんなビニ傘ですが、今となっては大量生産品で世にありふれた存在となっており、それ故に同じようなものが大量に、多くの人に使われているわけですね。
おまけにとても安いものですから、愛着などなく使い捨てるという人もそれなりにいるようです。
不届き者などは体よく忘れるふりをして、そのまま置き捨てていったりもしますね。
そんな無個性で大量消費上等なビニ傘でも、一度は自分の所有物となったもの。
自分の道具である以上、きちんと管理して使い続けたいわけです。
しかししかし……無個性故に、一度紛れれば判別困難であるのも、またビニ傘の特徴なわけで……。
細かいことを気にしない人なら、「どれでも一緒でしょ」と適当にビニ傘を引き抜くのでしょう。
あるいは「どうせビニ傘だし」となくしたことにしてその場から立ち去るのもアリです。
でもやっぱり、自分の所持していたビニ傘を間違いなく引き抜いた方がスマートなわけです。
というわけで、思い出しながら推理タイムです。
タイムリミットはバスが来るまで。
果たして、自分の傘は見つかるのでしょうか……?
いざ自分がこのシチュエーションに直面したら、とすごくリアルに考えさせられました。
傘立てに入れた傘。いざそれを持って帰ろうとしたが、似たような傘が多すぎてどれが自分のだかわからない。
間違えて他人のを持っていくのは絶対に気持ち悪い。
では、どうやったら「本物」を割り出すことができるか。
最終的に主人公が見つけ出した解法。これは「なるほど」と思わされました。
傘立ての中で傘がわからなくなったら、少し心に留めておいた方がいいかもしれません。
そしてそれ以上に、こういうシチュエーションに陥らないよう、傘には何かの目印があった方が、ということも改めて感じさせられました。
理想としては、傘立てを使わずに傘用のビニールを手に堂々と店に……というのが出来ればいいかな。