コーヒー飲んでたら投資家になってた件
fujisoba
第1話 あの日、私はコメダで運命の本に出会った
娘の試験が終わるまで、まだ少し時間があった。
私は、駅前のコメダ珈琲店に入った。
外はざわざわしていたのに、
店内だけが、時間をゆっくり流しているみたいだった。
コーヒーを頼み、何気なく手に取った一冊の本。
そこには、こう書いてあった。
「10倍株」
正直、それまで投資にはまったく興味がなかった。
むしろ、どこか遠い世界の話だと思っていた。
けれど、そのページをめくった瞬間、
私は気づいてしまった。
「……これ、面白いかもしれない」
企業の成長、時代の流れ、人の欲望と選択。
そこに描かれていたのは、お金の話でありながら、
人間の物語だった。
娘の試験の待ち時間。
たった一杯のコーヒー。
そして、たまたま手に取った一冊の本。
このとき私はまだ知らなかった。
この午後が、これからの自分の生き方を、
少しずつ変えていくことを。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます