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16:30への応援コメント
蒔文歩様
遅くなりました。今回も素敵な話を書かれましたねえ。
ぼーっとしている間に、レビューをお二人も書かれていて、お二人とも楓は呪いをかけられたという解釈をされていますが、わたしの読みはちょっと違いまして……。ビビりながらこれを書いています(笑)。
わたしは楓が結弦に呪いをかけられたとは思いませんでした。何故なら、遺書とロープが「必要がなくなった」と言っているからです。一方で君に歪められたとも言っていますが、これは懊悩の谷に叩き落とされたという苦悩の言葉ではなく、折角生きる気になったのにお前はいないじゃないかという恨み言のように聞こえました。なのでわたしの解釈では、結弦がかけたのは呪いは呪いでも「おまじない」だと思います。楓がこの先生きていくために必要なお護りを授けてくれたんだと。彼が自分の名前を明かしてくれたこと、楓の名前を呼んでくれたことも、小さいかもしれないけれども生きる力のカケラをくれたのではないでしょうか。楓がこれからも、その小さなカケラを集めながら生きる意味を見出していけるように。
まあ、もらった方は大きなお世話だと考える場合もあるでしょうが、何事も受けて次第。呪い(のろい)となるか呪い(まじない)となるかも本人次第だと思います。楓はまじないとして受け取ったのではないでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね………この話を書き進めていく上で軸にしようと思っていたのは、「楓は生かされてしまった」けれども、「これからも生きていく」ということです。確かに結弦が彼にかけた言葉の多くが、これから「呪い(のろい)」として楓を蝕むことは目に見えています。だけど、これから生きることを決めたのは、誰でもない楓自身です。結弦の「呪い(まじない)」があるおかげで、楓は明日を見出すことができた。彼が最後に笑ったのは、そのためです。
この作品には、「救い」が不在しています。それでも、ただ誰も幸せにならない苦しいだけの物語ではありません。明日に幸せを見出すか、日常にこれから苦しみ続けるかは、アオノソラさんの言うとおり、楓次第だと思います。
16:30への応援コメント
どうして渡良瀬くんが休日の学校にいたのか疑問でしたが、後編を読んで納得しました。二人は、出会ってしまったんですね。
藍原くん。周りから無理やり太陽のようにさせられ、その裏では深い事情を抱えていた。笑顔の裏に隠れた闇は、計り知れません。
「生きていて欲しい」と言う彼は、笑い合いたい彼自身は、もう消えてしまうというのに。皮肉なものですね。
「そして、夜が来る。」というタイトルも、個人的には新鮮な感じがして惹かれました。
救いはないかもしれないけれど、渡良瀬くんが生きる理由を見つけてしまった、そんな印象的なお話でした。
こんなこと言うのはアレかもしれませんが、こういう雰囲気のお話好きです。
拙い感想ですみません。
作者からの返信
感想と読了、本当にありがとうございます。タイトルが印象に残ったと、雰囲気が好きだと言ってくださって、嬉しいです😊
藍原が休日の学校に現れたのも、過剰に明るく振る舞っていたのも、彼が周囲から押し付けられた「太陽」を演じ続けようとした痕跡なのかもしれません。その結果、渡良瀬と出会ってしまった。
何の根拠もない藍原のまっすぐな願望が、きっとこれからも渡良瀬を縛り続けるのだと思います。「生きる理由を見つけた」「死ぬことができなくなった」、やっぱり、それだけです。
ありがとうございました。