Day10 突風

 週半ば、朝イチに先輩と同行。

 時折、ピューッと突風が吹き荒れ、名札を飛ばされないよう押さえる。

 「間もなく着きます」

 「は、はい…」

 数歩だけ、私より先を歩く先輩はさっぱりした髪型で、前会った時と違う雰囲気に心が奪われて。

 何だか苦しい__

 風に靡く前髪をちょいちょいと整えて平常心を保った。

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