創作が好きな人なら思わず頷いてしまうエッセイです。物語づくりのこと、キャラクターのこと、創作の原動力のこと。肩肘張らない語り口で綴られており、まるで作者様とお話をしているような気持ちで読むことができます。作品だけでは見えない創作への想いや日々の気づきが詰まっていて、創作をする人にも、読むことが好きな人にも楽しめる内容です。読みながら、自分はどうだろうと考える時間にもなりました。創作の裏側を優しく覗かせてくれる、温かいエッセイです。
作者様がお書きになっているように、自分の書いた物語を読んでくれる方がいる。コメントやレビューを書いてくれる方がいる。自分の生み出したキャラクターが、他の方の記憶に残っている。それって、本当に嬉しいことだなと思います。優しく穏やかな雰囲気で綴られている本作。創作に真摯に向き合っていらっしゃる作者様の思いやお人柄が伝わってくるエッセイでした。
キャラクターのファッションや髪型など、あわててネットで調べてみたりと(ああ、全く同じことしてる人いるんだなあ)とシンパシーを感じたり、純粋に評価される、読んでもらえる喜びに共感したりと納得することしきりのとても感じの良いエッセイです。お互い頑張りましょう。