再確認

今はダンジョンを出るためにで口に向かっているんだけど...


うーん。誰とも会わん!




いやさ、流石におかしくない。


感覚的にもう半分まで進んできたよ。


それなのに見かけるのはゴブリンだけ。




そう思いながら歩いていると、金属が激しくぶつかる音が聞こえた。


やっと誰かに会える。流石に誰もいないのは心配になるからね。


さっきまでの気持ちを例えるなら学校に行く際に誰とも会わなくて。


今日、休校だったっけ?ってなるやつ。




そんなことを考えながら音源に行くと...


ただゴブリンが喧嘩してるだけだった。


なんだよ、期待したのに...






——あれから数十分。とうとう誰とも会わないままダンジョンを出てしまった。


ダンジョンの入口付近では、テントが多数広げられており、簡易拠点が作られていた。




「イリムが帰ってきたぞ。」




その一言が発せられ、みんなの視線が一気に僕に集まる。


居心地わる!落ちつかない...




なので必要最低限の報告を済ませ、その場を去ったのだけど。


一日で最深部まで行ったのかと驚かれた。




漫画とかだったらみんな数時間で終わらせるしこのくらいだと思うんだけど...


疲れてるし、そんなこと置いといて宿に戻るぞー ——






——さて、宿についたが、まっさきに確認したいものがある。


新しくスキルが増えていないかだ。


エンペラーを“簒奪”で飲み込んだ際、魔力とは別のものが満たされる感覚があった。


なので後はスキルくらいかなっと思ったからだ。


だから久々にスキル確認をしようと思う。




そして確認した結果がこんな感じだ。




姓名 イリム=テルミア


種族  竜人族(40/4)


年齢  15歳




スキル 魔力操作 魔力感知 超速再生 身体強化 結界(魔法、物理)


固有スキル 簒奪 創造 思考加速 




称号 ゴブリンキラー




加護 驍ェ逾槭?蜉?ュキ




といった感じだ。


色々増えているみたいだけど種族名の横にあるやつ何?




40分の4ってマックスになったらどうなるの!


予測としては進化するのかな。


スキルで増えているのは 超速再生 身体強化 結界 だな。




“超速再生”はその名の通りすぐに治るのだろう。


エンペラーの回復速度は異常としか思えないのでこのスキルの恩恵が大きいのだろう。


自ら実感した通りとても強いスキルだ。その代わりか、自己再生が無くなっていた。




次としては“身体強化”。


これもただ筋力などを上げるのだろう。


しかしこのような純粋な力はとても強い。


僕もあいつの強力な一撃に苦労したからな...




最後は“結界”。


これもかなり強い。いち早く習得したいと思っていたからね。


なにせこれがあるだけで一発の攻撃への耐性が大幅に上がるからだ。




さらに称号ってのも増えてる。


これは良くわからないからまた今度調べてみよう。




あと相変わらず守護のところは良くわからない。


ここもわかったらいいんだけど...流石にこれは読み解けないな。




現状のスキルの状態はわかった。じゃあこの後はどうしよう。


まあ、この街での大きなことも終わらせたし、そろそろクラスのみんなと合流してもいいかな。




あーやばい。この姿のことを説明しないとと思うだけで絶対疲れる。


そもそも自分から人に喋りかけるのがめっちゃ苦手!


...今から憂鬱になってきた...


.....このことは明日の私の任せる!


それじゃあ、おやすみ!




そう思うと現実逃避をしたまま眠りにつくのであった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る