マヨネーズ、確かに美味しいです。
ただ、個人的には「めっちゃ好き」っていうポジションではなく、「適材適所としてかかっていれば好き」というくらいの距離感です。
お好み焼きとかタコ焼きとか、マヨネーズが味付けの定番化しているものならまだしも「何にでもかけたい」とかは思わないです。
ちょっと酸味が気になるんですよね。
でも、たまにいるんですよね、「何にでもマヨネーズをかけたい人」、通称「マヨラー」。
濃い味付けに慣れ過ぎて、味覚がぶっ壊れてしまったのでしょうか。
本作主人公も、そんな圧倒的なマヨラーの一人。
マヨラーの定番であるマヨご飯もイケる口なようです。
流石におでんにかけるのはやめて差し上げろ。
うぅ、何だか読んでいるだけでもちょっと気分が悪くなってきました。
そんな主人公ですが、突如禁マヨ生活を敢行します。
健康診断の結果が悪かったとか、奥さんに呆れられたとか、そういう理由じゃありません。
とにかくマヨを封じるのです。
でもマヨへの憧れは、彼の中にずっと存在していて、そして遂にその禁欲の果てに……。
大好きなものを封印する辛さとその心の距離感が見事な一作品でした。
皆さんもマヨネーズは適度な摂取量でお楽しみください。