クロマメの世界
あたし、ねこ。
ねこ、でいいんだよね?
――――――
みてみて、あたしのだいすきなおひるねスポット、ママのとなり。
すっごくあんしんするから、ぐっすりねむっちゃうよ。
パパのとなりは⋯⋯なんかイヤ。
――――――
やった!あの怖くておっきいの、どっかいってくれた!
あいつ、あたしをもちあげてほおにすりよせながら『クロマメちゃんはかわいいね〜』っていってくる。
ママのとなりをはなれるの、こわい。
――――――
さて、きょうはなにをしようかな?
ベッドからでるのはこわいけど、あのまんまるのおっきいの、すっごくきになっちゃう。
くんくん、あれ?ママの匂いがするよ?なんでだろう?
あれ?パパがなんかおもしろいことやってる。
よくわからないけど、あたしもまねしてみようかな?
⋯⋯なにがたのしいんだろ、これ。
――――――
あっ!ママあんなたかくてとおいばしょにいる。
ひどい、あたしをおいていくなんて⋯⋯
みゃあみゃあないてたら、こっちにきてくれた。
おなかすいたから、ミルクのんじゃおっと。
ちょっと、おねーちゃん!なんであたしのことたたくの!
おねーちゃんなんてだいっきらい。ふんっ。
それにひきかえ、おとうとはかわいい。
あたしに、なーんにもわるいことしないし。
おなかいっぱいだから、おひるねしちゃおう。
――――――
――あれ?となりでねていたおとうとがいないよ?
あっ、パパがくわえてはこんできてくれた。
いったい、なにをしてたんだろう?
それにしても、ねているママのしっぽであそぶの、すごくたのしい。
でも、あきたからおやすみしちゃおうかな。
――――――
――おそと、いつのまにかまっくらになってた。
あっ、おおきいひとかえってきちゃった。
こわいから、ママのとなりでねちゃおう。
おやすみにゃ〜
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