福祉、という言葉に、基本的に悪いイメージを持つ人は多くないと思います。
人の善性に基づく仕事であり、それで助かる人も多いでしょうから。
しかしその一方で、そのイメージばかりが先行し、行われている実態にはなかなか目が届かなかったりします。
善性に基づいて生み出された仕組みというものは、基本的に脆いです。
でも「いいことしてる」というまやかしの力は絶大で、その脆弱性の裏で行われていることを見事に覆い隠してしまうのです。
実際、胡散臭いNPO法人が乱立している背景には、公的な資金を吸い上げることに特化したスキームがあるみたいですしね。
本作は作者様が実際に体験した「福祉を受ける側」の目線での、赤裸々な「福祉の現実」が語られています。
善意の搾取構造だったり、上辺ばかりの善意感だったり、なかなか闇深いものがドロッと出てきます。
見えづらい世界の真実に目を背けたくなるかもしれませんが、今一度逃げずに真っ直ぐお目通しください。