第5話 不在
もうすぐ雨が降り始めるだろうと、スマホの天気アプリが告げた。
それを見て、「雨の中放り出される」と言ったあの子の事が頭を過ぎる。
カーテンを開けてときどき窓の外を見ていると、やがて雨が降り始めた。
ドアスコープを覗いてみる。
誰もいない。
ほっとしたような、がっかりしたような、妙な感じだ。
先日はあの子と一緒に炬燵に入っていたら、いつの間にかうたた寝をしてしまっていた。
起きた時には、あの子はもういなかった。
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