『無知全能』と凡人の俺~何も知らない全能者と、異世界で偉業を成し遂げたい~
奇怪な機械
プロローグ
『全知全能』
人生で一回は聞いたことのある言葉だろう。
『なんでもできて、どんなことでも知っている』
そんな存在を指す言葉だ。
神様だとか、そんな存在ですら全知全能であるほうが少ない。
といっても、神様が本当にいるかなんて、誰にも確かめることはできないが。
ここで一つ、有名な話を挙げよう。
『全能のパラドックス』というものだ。
全能者は持ち上げられない石を作れるか?
誰にも、つまりは全能者自身も持ち上げられない石ということ。
だが、全能者は全能、つまりはその石を持ち上げられるはず。
ただ、そうなると全能者は、誰にも持ち上げられない石を作るのに失敗したことになる。
俺はこの話を知っていた。
全能者なんてこの世にいないと思っていた。
あながち間違いじゃなかったのかもしれないが……ちょっと予想外なことが起きたんだ。
全てを知らない代わりに、どんなこともできる存在がいたとしたら。
そんな面白い存在に……俺は出会ったんだ。
それはそう、たった数日前、あの路地からすべてが始まったんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます