『【カクヨムコン11短編】天気は上々。今宵、君を攫いにいく。』は、“人ならざる存在が、ひとりの少女をそっと救い上げる夜”を描いた、幻想的でやさしい和風ファンタジー短編です 🌙🕯️
タイトルにある「攫いにいく」という言葉は、最初こそどこか危うい響きを持っています。
けれど物語が進むにつれ、その意味が“奪う”のではなく“救い上げる”へと静かに反転していく構成が、とても印象的でした 🌸🌌
人々には見えないはずの「明王様」を、なぜか“視る”ことができる少女。
本来なら交わるはずのない二つの存在が、少しずつ距離を縮めていく過程には、恋とも友情とも違う、名前をつけにくいけれど確かに温かい感情が流れています 💫🦋
「見守ること」と「手を伸ばすこと」のあいだで揺れる想いを、ここまで繊細に描き切った短編は貴重で、読後には静かな余韻が残りました 🌧️➡🌈