ネタばれを避けると、あまり語れないのですが、私は昨日読み終わってすぐに何も考えられず、コメントもレビューも出来ませんでした。一晩寝て気持ちの整理をつけて、これを書いてます。主人公の気持ち、一生後悔するかも知れない、ささやかな自分の過ちを考えれば考えるほど、今も混乱してしまいます。それほどの余韻、いや、傷痕を残す短編です。
「そっちの**『てんき』はどう?」その問いに潜んでいた、震えるような『でんき』**の消えた暗闇。日常という薄氷がパリンと割れ、あとに残ったのは、救えなかった後悔と真っ白な空白だけだった。一文字の読み違えが招く、あまりに静かな絶望の物語。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(125文字)