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対話篇もしくはカノン

対話篇もしくはカノン

青切 吉十

おすすめレビュー

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★★★
★27
9人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 色街アゲハ
    181件の
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    ★★★ Excellent!!!

    そこはかとない不安を、そこはかとなく描いた連作集。

    人はなぜ死ぬのか、死んだらどうなるのか、そもそも何故生まれて来るのか、何の為に生きるのか、どうして世界はあるのか、宇宙は?

    生きていれば恐らく誰しも抱くであろう疑問が、さながらトランプの札をそっと並べて行く様に、さりげなく様々な角度から焦点を当てて並べられて行きます。

    その内自ずと読む者はその疑問が積み重なって行き、「自分は……」と深い自問に沈み込んで行く。

    扱うテーマもさることながら、読者を自然にそこに誘導して行く仕掛けが実に上手いなあ、と。決して押しつけがましく、読者の方から近付いて行く様に思わせると云う。

    こういうやり方も有るんだ、と、勉強になりました。

    • 2026年1月6日 21:50