曇天アルル

曇り空

 

 いつも曇っていた。


 再会する時は何故か曇り空。

曇天も晴天も、カンカン照りもどしゃ降りも、

残らずご一緒したはずなのに、


 思い出すのはどんより曇った空模様。

それも、今にも泣き出しそうな空ばかり。


 帰らざるアルル。


 もう会えない、大好きだった友達。


 でも、もういない。

アルルは、遠い遠い彼方 へと去ってしまった。



 けど。

アルルはお星さまになったわけじゃない。

虹の橋を渡ったのでもなかった。


 天には召されず、アルルは悪い神さまに

攫われてしまった。

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