元社畜のまひるが転生したのは、悪役令嬢ルナリア……の中! ルナリアが寝ている間はまひるが体を動かし、ルナリアが起きている間は脳内会議で破滅フラグ回避を目指します。
さすが元社畜&乙女ゲー好きとあって、まひるはポイントの稼ぎ方が上手い✨ 「氷の百合」なんて呼ばれていたルナリアの好感度をグイグイ上げていきます。
そんなまひるとルナリアのやりとりについ笑ってしまいますが、ルナリアもまた魅力的なキャラです。まひるのおかげで、妃教育により封じられていたルナリア本人の感情が顔を見せ、自分の意思で言葉を紡ぐ彼女のなんと気高いこと……! 読めば読むほどルナリアが好きになります。
気高く美しいお嬢様を堪能したい方、ぜひご覧下さい。
三徹明けに事故死した社畜OL・まひるが目覚めたのは、乙女ゲーム風異世界の悪役令嬢ルナリア「明日なんて来なければいい」というルナリアの孤独な祈りが、まひるという魂を呼び寄せるという導入の対比が秀逸だ。
一つの身体に二つの魂が同居するという設定が単なるギャグに終わらないのがこの作品の強みで、社畜脳が発動するたびに巻き起こる勘違いコメディ(泥と筋肉痛にまみれて目覚める「誰も頼んでないわよぉぉぉ!」のくだりは特に秀逸)の裏で、ルナリアが抱えてきた孤独と弱さがじわじわと温かさに変わっていく。シリアスとコメディの切り替えが自然で、笑っていたはずなのに気づけば胸が熱くなっている、という読後感の振れ幅が心地よい。
連載中・全216話・58万字超という規模ながらテンポの良さで一気読みできる。婚約破棄も恋愛もフラグ回避も「今は忙しいので後で」という主人公の現実的な行動原理が新鮮な、笑って泣ける異世界コメディだ。
「社畜転生」と「悪役令嬢」の掛け合わせはこうも相性がいいのか。
そう思わされるほど、読み始めたらグイグイ引き込まれました。
まひるの社畜脳は何度もクスッとなり、お腹が痛くなるくらい笑うことも。
ただ、それだけにとどまらず、さっきまで笑っていたのに「なんかあたたかい…」とふと気づくことに。
孤独だったルナリアとまひるのやりとりはよくできたコント作品のようで、揺れる想いが形となっていく展開には心地よさを感じることができます。
不穏な気配も漂ったりと、あらゆる表情を持った本作は、どこかで胸を打つことになる仕掛けがなされてある。
とにかく新鮮さが物語全体に常に漂っているので、文字を追うことに飽きません。
個人的には2章のエピソード6がツボに入りました。
センス抜群の新感覚ワールドです。
悪役令嬢の破滅フラグを「社畜のプロジェクト管理」で力技でへし折っていく、今最も勢いのある勘違いコメディです! 🚀 💨
2章のクライマックスは、まさに爆笑必至。夜勤(?)を終えた元社畜まひるちゃんが満足して眠りについた後、朝目覚めた本物の公爵令嬢ルナリア様が目にしたのは、泥と小枝と猫の毛にまみれた高級ドレスと、身に覚えのない激しい筋肉痛……!
「誰も頼んでないわよぉぉぉ!」というルナリア様の魂の絶叫が最高に不憫で、最高に愛おしいです 🤣 ✨
本人が知らないところで『泥の百合』として聖女や平民からの好感度が爆上がりしていく勘違いの連鎖から、目が離せません!
公爵令嬢ルナリアは理想の妃を目指し傲慢に高潔に振舞って来たが、そのせいか婚約者の王太子に振られそうになって後悔していた。彼女は家宝のペンダントに願う。
「せめて、誰かひとりにでも、この想いが届く奇跡を……」
その願いは聴き届けられたが――
その奇跡によって現れたのは、佐倉まひる、27歳、社畜歴3年目。
“転生保険”によってルナリアの身体に転生してきた日本女性まひると、ルナリアが会話するというシュールな世界観がおもしろい!
二人は戸惑いながらも、悪役令嬢ルートの破滅フラグを回避して行く。
魅力的な設定とまひるの乙女ゲームの知識によってルナリアの評価がどんどん上がっていく様子は最高におもしろい。
オススメです(`・ω・´)
名門貴族の令嬢として、王太子の婚約者として、
誰よりも「完璧」であろうと生きてきた少女・ルナリア。
けれど心の奥には、届かぬ想いと、消えない孤独が静かに積もっていた。
「明日なんて、来なければいい」
月の下でこぼしたその祈りは、ひとつの魂を呼び寄せる。
目覚めたのは、ブラック企業で魂をすり減らしていた元社畜・佐倉まひる。
ふわふわベッドに、豪華なドレス、美貌の姫君ボディ――
「ここ、もしかして乙女ゲー!?」
状況を理解しきれぬままも、彼女は魂の同居人として新たな日々を歩み出す。
これは、「ひとつの身体にふたりの魂」が宿った少女が、
運命に翻弄されながらも、心を通わせ、未来を切り開いていく物語。