腐った果物ナイフ
ノイタミナン
汗
腐った果物ナイフ
昨日、ナイフを落とした。
いや、隠した。
いや、どうでもいい。
白いシャツは綺麗で、
心が血にまみれていた。
見えない傷よ、
見えない傷よ、
誰も知らない自分を、
イチゴのような色が、
受け入れさせる。
全部、ナイフのせい。
まるで、傷ついたフルーツだ。
ただのグレープフルーツのようだけど。
このまま、味を知られず、
誰にも知られずに腐るよ。
今はナイフをどこに隠したか思い出せない。
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