未完成な世界へと別れを告げよう、「」
@kafu714
第1話
生きるのは辛い。
ただ少し意見が食い違っただけで、ただ少し考えが違うだけで……人は人を陥れ、力で押さえつけ、陰湿な行動を繰り返す。
そこに学びなどは存在しない。
「はぁ……なんでこんなことになっちゃたのかなぁ?」
不思議そうに先端が赤黒く染まっている刃物をつつく。
「なんで被害者の私が!犯罪者のレッテルを貼られるわけ?ねぇ教えてよ?」
狂気を孕んで目で一人の人物を見つめる。
そこには手は紐で縛られ、服はズタズタ、体からはかすり傷から血が赤く輝いている。
「ねぇ教えてよ教えてよ教えてよ教えてよ教えてよ教えてよ教えてよ教えてよ?」
私は完全におかしくなったのかもしれない…もしくはこの世界がおかしいのかもしれない、どちらか正しいのか、理論的に言えば私が狂ってるのかもしれない。
でもソレは人間からの視点だ、この世の何がおかしいのか何が正しいのか。全て決めてきたのは人間だ。
すべて人間のエゴなのだ。
「はぁもうなにもかもどうでもいいわ…あんた殺してそんで飛び降りるか…私と一緒に飛び降りるか…」
「一番いいの選んであげる」
冷たい風の音が耳をふるわせる。
「それでは!このクソみたいな世界からおさらばします!よく見ててね!!」
それじゃあこんな未完成な世界さっさとサヨナラしたほうが良い、これでお別れです。
「さよなら」
未完成な世界へと別れを告げよう、「」 @kafu714
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