子ども時代の恋愛事情。

@takeru0303

第1話

『見えない物が大事なんだよ』

 よく祖父がそう言っていたことを思い出す。


 私が子供の時代には、たいして遊ぶ物も今ほどはなく、子供たちは思い思いに、自分達で工夫した遊びをしていたものだった。


 

 今でも思い出す。

 夏には、外でじりじりと暑い日差しを浴びて、子供たちはかけっこをしたり、サッカーをしたり、そのあとはみなでチューペットをかじったりしたものだった。



 一人の女の子が居た。

 その子は、自分に好意を寄せてくれたのだが、子供の頃の自分は、顔も分からないし、審美の能力に欠けていたので、その子の顔も分からなかったし、好きになるきっかけも無かった・・・・




 その子は自分にトーキックをしてきて知り合いになった。Fと言うその子は確か三人グループで二番目に偉い子だった。

 

 トーキックというのは、足のつま先で蹴るキックのことだが、自分はこの子に足の脛(すね)を蹴られたのだ。



 そのあとの会話は、確か・・・・・・お前どうしてるんだよ、とかだったかもう忘れて分からないのだが・・・・・




 小学校には、たくさんの思い出があって、最後は悲しい思い出だった。


 小学校の卒業文集の企画で、なんでもナンバーワンと言う企画があって、自分は当然サッカーナンバーワンだと思った。しかしふたを開ければ、自分は漫画読みナンバーワンだった。


 そのことに凄い怒った。私は凄い怒ってしまう性分で、よく目上の人からも怒りぼさんだね、と言われていた。



 その結果、その女の子のグループの一番偉い子と大喧嘩になった。


 その二番目に偉い子とは、後の青年時代に恋愛になるのだが、そのことはもう書かない。



 名前を変えたその子と自分は恋愛になった。まだ何もわかっていなかった子供時代、ただ太陽だけが、私の眼のには、美しく映っていた・・・・




   

 

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