吾輩は猫又である。名前は……
から始まる猫又目線の物語。
名前は死ぬほどある。
とのことで、あるんかーい!
と、気持ちよくツッコミを入れたくなります。
さて、この作品ですが、主人公の猫又が下手に擬人化されておらず、猫然としたキャラクターとして振る舞っているのが愛らしく、思わず真っ昼間から『月が綺麗ですね』と言ってしまいたくなるくらいです。
それは読者のみならず登場人物も同じようで、普通の猫として可愛がっている様子。それなのに、主人公が人が見ていないところで猫あるまじき方法で干渉して来て、少しハラハラさせられますが、そこは猫又。妖力とインテリ脳でサラリと躱し、また新たな土地へ旅立つのであった……
正にso excellentな内容なのでおすすめです。