第2話

4月、桜が満開の中、私は高校生になりました。


自宅からバスで40分、自転車だと女の子は2時間程かかる地元の高校。


「おはよう!」


校門の前で私に声をかけたのは中学校からの同級生の美彩葵(みさき)だ。


「クラス発表見に行こうよー!一緒のクラスだといいなー。」


そう声をかけてくる美彩葵の後ろを歩き

クラス分けを見に行った。


「やったー!クラス一緒だよ!」


内心安心した。クラス違うと不安だったから

一緒のクラスというだけで教室への入りやすさが違う。


嬉しそうに歩いている美彩葵の横を歩き教室に向かう。

ちなみにクラスはC組だった。


ガラガラッ


黒板に座席表が貼ってある。

美彩葵とは席が離れたので、とりあえず自分の席に荷物を置きにいこう。


トットットッ


あ…横の席の子もう座ってる…女の子だ。

話しかけるべき?話しかけないと今後気まづいかな?どうしよう。覚悟決めるべき?


『友達になりませんか!!!!!』


やばい、第一声を間違えた。

なんでこんなことを言ったんだ。

どうしようどうしよう。


「ふふふっ、ちょっと、おもろい!!

友達になりませんかって初めて言われたよ!

なろうなろう!私、知り合い1人もいなくて

不安だったから声掛けてくれて嬉しい!」


………え?

引かれてない?セーフ?


『え?いいのいいの?ほんとに?

嬉しい!良かったー…

聞く準備間違えたけど、名前なんて言うの?』


「ほんとに間違えてるね!

私は陸美(むつみ)って言うの!よろしくね!」


『ならむっちゃんって呼ぶね!

これからよろしくー!』


「うん!よろしくね!

とりあえず入学式始まるまで待機らしいよー」


『あ、ほんとに!わかった、ありがとう!』


会話をしていると、次々とクラスメイトが入ってくる。


私のクラスには中学校の同級生が美彩葵の他に4人いるみたい、安心した。


私の席は窓側の後ろから3番目。

前に男の子1人、後ろに女の子1人、右にむっちゃん。

右斜め後ろに男の子が1人、あと右斜め前に1人いるがその子はまだ来てないみたい。


女の子がいいなと内心思っていた。


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残恋 @Noel001230

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