憂鬱の魔女
さなぎふとん
第1話 夕時
床に座り込み黄昏れる
ふと、思い窓を開けた。
顔を出すと頭上に紫色の空、
眼前には新緑の木々が鬱蒼としている
小さい頃から植物は好きだ
安心した雰囲気が好きなのか?
下品には話さない
そう信じている
振り返り杖でくるりと灯を取り
全財産を肩にかけた
危なっかしく思うが今は仕方がない
部屋の隅には埃が目立っている
扉をたたく音が聞こえる
おい、聞こえるか?ー
時間がきてしまった。少し心細い。
おい!居るのか?下士官が怒鳴る
将官がなにかささやいている
後ろ手に杖を振ると
箒にしっかり足をかけ窓から飛び出す
玄関先で強い光が炸裂した
私は夕空に”軽々”と宙を舞う
蝋燭50万本分はやり過ぎたかな?
でも連れてかれるのはいやだ…
ちょっとまぶしいくらいだよね…?
そう言い聞かせ雲を超え翔んで行く
”行ってきます!!”
振り返ると意味もなくそう言った。
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